母子家庭だからといって周囲から「シンママって可哀想」「大変なんだろうね」と思われがちなシングルマザーですが、とても幸せな生活を送っているシングルマザーは大勢います。
確かに仕事に家事に育児に…と一人でこなすには大変なことが多いですが、幸せを感じる瞬間はたくさんあります。
そこでこの記事では、シングルマザーが幸せを感じる瞬間や幸せを引き寄せる5つの方法、幸せなシンママ生活を送るために必要な準備ごとについて紹介していきます。
これからシングルマザーになるかもしれないママも参考にしてみてくださいね。
大変なシングルマザーでも幸せを感じる瞬間
シングルマザーは一人で子育てをするケースが多く、親族が親身だったりたくさんの友達が助けてくれたりすることが望めなければ、とても大変なことが多いです。
そんな大変な状況が予想されるシングルマザーですが、幸せを感じる瞬間は多くあります。この項目では、シングルマザーがとくに幸せを感じやすい3つの瞬間を紹介します。
子供が愛情表現してくれたとき
子供が愛情を示してくれたときほど幸せを感じる瞬間はないでしょう。
「ママ大好きだよ」「いつもありがとう」と言われれば、一気に疲れも吹き飛ぶものです。
とくに母子家庭となれば親子の絆は強くなる傾向にあるので愛情を感じやすい場面も多くなります。
しんどくても辛くても子育てを乗り切れるのは、子供の笑顔と愛情表現の力があるからと言っても過言ではありませんね。
ご飯作りや掃除など苦労を共感してくれた
シングルマザーの一日は、とてつもなくハードです。
子どもたちが起きる前にお弁当作りを済ませ、朝食作りをしながら身支度なんてことも当たり前にあります。
子供が起きる頃には出勤しているママもいるほど。
帰ったらすぐにご飯の準備、洗濯、洗い物、お風呂や片付けと止めどなく家事がやってきます。
自分の時間を確保することもままならない毎日に、嫌気が差しながらも不意に子供からの「いつも美味しいご飯ありがとう」と感謝の言葉を伝えられたときには自分の努力や苦労が報われた気がして大きな幸せを感じるはずです。
いつか子供が独立してから「お母さんってすごかったんだね」「仕事や家事に大変だったよね」と苦労を共感してくれるようになれば、自分の子育ては間違ってなかったんだと思えることでしょう。
自分も子供も楽しい時間が増えた
離婚理由が元夫にある場合、多くの女性が家庭での夫と自分や子供との関係性に悩まされたことでしょう。
「夫がイライラしていて空気が悪い」「あれダメこれダメの束縛がある」など、自分も子供もその空気に苦しめられることがあります。
そうした夫の元から離れられれば、子供との自由な生活が送れるため、ただそれだけでも幸せを感じることができるでしょう。
シングルマザーが幸せを引き寄せられる5つのこと
離婚したばかりの時期は、どうしてもネガティブになりがちですよね。
「これからの人生大丈夫なのだろうか…」「バツイチ子持ちで仕事見つかるのかな」と漠然とした不安に襲われてしまったりします。
そこで、そんな不安を抱えているシンママにおすすめの幸せを引き寄せる方法をお伝えします。
離婚したことをポジティブに捉えている
離婚したことをすべてポジティブに考えましょう。
- あのままの結婚生活では子供に悪影響だった
- 元夫からのストレスに悩まされることがない
- 自分らしく生きていける
- 自由を手に入れた!
と、自分にとっても子供にとっても幸せな選択をしたと認識するようにしましょう。
世の中のほとんどのシングルマザーが『離婚して自由になった喜び』を感じています。
自分も子供も幸せになるために必要な決断だったと前向きに捉えましょう。
シングルマザーに支給される制度を把握している
日本では、シングルマザーの生活を守るために母子手当や給付金などさまざまな支援制度が用意されています。
シンママになってまず悩むのが『お金』。
生活していくにも、子育てしていくにも必ずお金が必要になるため、母子家庭を支援するための制度をしっかり把握しておきましょう。
知っているのと知らないのとでは生活にかかる負担が大きく異なってきます。
関連記事に手当について紹介しているものがあるので、ぜひご覧ください。
自立するために収入アップを目指している
シングルマザーがより幸せな生活を送るためには経済的に安定することも必要です。
生活が豊かになるのはもちろんですが、仕事が安定していればメンタルも安定しやすくなります。
「まだ子供が小さいしそんなに働きに行ける時間がない」「収入アップするために何をしたらいいのかわからない」というママも多いでしょう。
そんなときは、就業サポート支援団体に相談したり、区市町村にある母子家庭向け資格取得サポートを利用したりするなどして今すぐでなくてもこれから収入アップが期待できるように動き出してみましょう!
甘えられる場所には素直に甘えている
一人で育児も家事も何もかも完璧にするのは容易ではありません。
あれもこれも完璧にこなすのではなく、ほどほどくらいでOK!
幸せな生活を送るためにも、自分の時間や子供との時間を大切にしてくださいね。
また、家族や支援サポート、ママ友など甘えられる場所には素直に甘えましょう。
「一人で育てるんだ!」と意固地にならずみんなで助け合って育てるのが子供のためにも自分のためにも一番ですよ。
否定する人・批判する人の声はスルー
人との出会いが増えれば中には、あなたのことを否定する人・批判してくる人がいるでしょう。
バツイチ女性に偏見の眼差しを向けてきたり、心ない言葉で傷つけてきたりして悲しい思いをすることもあるかもしれません。
しかし、そんな無関係の人の言葉で引け目を感じることも、消極的になることもありません。
すべての人とわかり合えるなんてことは無理な話なので、できる限り受け流すようにしましょう。
『SNSの批判コメントは見ない』『いちいち反論しない』とそのような人たちへの対抗策を身に付け自分の行動を信じて前向きに進むことが幸せになる近道です。
幸せなシンママ生活を送る5つの準備ごと
この項目では、幸せなシンママ生活を送るための5つの準備ごとを紹介していきます。
これまでの経験を活かしながら、新たなことも取り入れ素敵なシンママ生活を過ごしましょう。
実家ではない住まいを確保する
シングルマザーになれば、実家に帰る人も多いでしょう。
子供との生活を守るために必要な選択肢の一つです。
シンママスタートは実家に甘えるのも良いですが、自立することも考え住まいを確保することも視野に入れておきましょう。
働ける生活環境づくり
子供を育てながら働くには生活環境づくりがとても重要になります。
- ・待機児童が多くて保育園に預けられない
- ・家→保育園→職場で片道1時間かかる
- ・急病でもサポートを受けられない
このような生活環境ではスムーズに仕事をすることが難しいでしょう。
実家から徒歩圏内に住居をおく、事前に保育園について調べるなどして、生活環境を整えるのも幸せな生活を送るために必要です。
安定して働ける仕事を見つける
住居の確保・頼れる保育園への入園などがクリアできたら、仕事を見つけましょう。
収入も大切ですが、労働時間・通勤時間も考慮して仕事を探すことが大切です。
今は子供が小さくて手がかかるためパートでも、後々のことを考えて将来的には正社員を目指すために資格取得するなど、収入アップや安定を目指して前向きに動いていきましょう。
手当・助成金・支援制度を知る
母子家庭に支給される手当や助成金、支援制度などの知識をきちんとつけ正しく受給しましょう。
実家住まい・再婚相手と同居など状況によっては支給されないものもあるので、必ず申請前にお住まいの区市町村にお問合せするようにしてください。
また、母子手当にまつわる記事が多数存在しますのでそちらもぜひ参考にしてくださいね。
老後のために再婚または彼氏を検討
幸せな生活を送るためにママ自身が自立するのはとても大切なことです。
しかし、「子供が独立した後一人になるのは不安」「たまには男性に甘えたい」と考えるのは自然なこと。
心にそのような思いを抱えながら子育てをしても上手くいきません。
そんなときは恋人・パートナーを見つけることも視野に入れてみましょう。
婚活サイト(婚活アプリ)や結婚相談所、再婚活者向け婚活パーティーなど出会える場所はたくさんあります。
急がなくてもいいので、落ち着いた頃に自分の将来について考えてみてはいかがでしょうか。
老後の再婚生活も未来予想図の一つに入れておくことをおすすめします。
まとめ
- とくにシングルマザーが幸せを感じやすい3つの瞬間がある!
- シングルマザーが幸せを引き寄せるための5つのことをはじめよう!
- 幸せな生活を送るために必要な5つの準備ごとを順番に進めていこう!
- 住居の確保・仕事の確保・支援の確保が幸せで自立したシンママ生活を送るための決め手!