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母子家庭の住まいは賃貸?持ち家?シングルマザーの物件探しと住宅選び

目次

【母子家庭の住まい】シングルマザーは持ち家派?賃貸派?

世のシングルマザーは持ち家が多いのか、賃貸物件が多いのか気になりますよね。
厚生労働省が行った「全国ひとり親世帯等調査結果」より、具体的な数字で見ていきましょう。

参考元

平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果

結果を見ると、「賃貸住宅」「公営住宅」「公社・公団住宅」「同居(※借家に分類)」と賃貸を選ぶシングルマザーが多いように思えますね。
しかし、その背景には『住宅ローンに通らないのではないか』と不安や決めつけから、そもそも住宅購入を視野に入れていない人もいます。
もちろん収入面や生活面から両親が揃う家庭・父子家庭と比べると、母子家庭は住宅ローンが通りにくいのが現実でしょう。
だからといって、母子家庭が要因で住宅ローンを組めないなんてことはないのです。
では、次の項でシングルマザーが住宅ローンを組むための条件を解説していきます。

シングルマザーが住宅ローンを組む条件

シングルマザーであっても収入が安定していれば住宅ローンに通る可能性があります。
住宅ローンで重視されるのは、『返済能力が見込めるのかどうか』だからです。
以下の条件に当てはまれば、マイホームを持つことも夢ではありません。

<住宅ローン条件>
・正社員として仕事に就いている
・年収が300万円以上ある
・同じ会社で勤務年数が3〜5年以上ある
・カードローンがない
・クレジットカードなど滞納歴がない
・過去に金融事故がない
・複数社に同時申込みをしていない
・健康状態は極めて良好

などが条件としてあげられます。
無職・パート・派遣の場合は、住宅ローンを組むことが難しくなりますが可能性はゼロではございませんので、諦めてしまう前にぜひ一度ご相談ください。

【母子家庭の住まい】物件探しと審査について

住宅購入でも賃貸物件でも住居を持つにあたって必ず必要となる『物件探し』『審査』について解説していきます。

<物件探し>

まずは、不動産会社の人と物件探しを行います。
そのときに、予算・入居時期を聞かれますので事前に回答できるようにしておきましょう。
「離婚しようと思っているので家を探している」状態で入居相談しても、スムーズに物件を紹介してもらうのは困難になります。
いつ入居できるのか時期が不透明、また離婚しない可能性もあるからです。
もちろん家を見に行くこともできないという訳ではありません。
しかし、契約までスムーズに進めるためには入居時期が明確になってからをおすすめします。

<審査>

住宅ローン・賃貸入居どちらにも審査が必須になっています。
両方に共通して言えることは『支払い能力があるか』です。
ローン返済・家賃支払いが見込める場合、他に問題がない限り審査には通りやすいといえます。

小さな子供がいる場合通りにくいことも…

小さな子供がいる場合、審査に通りにくい可能性もあります。
夜泣き・騒音といった住居トラブルを避けるためです。
小学校低学年までは、そういった懸念点もありますが、中学生以上となれば物わかりもつくので審査への影響は少なくなります。

審査に必要なもの

賃貸の入居審査に必要なものは比較的揃えやすいです。
しかし、住宅購入の場合は必要書類がかなり多いので、必要なタイミングで不動産会社の人と一緒に準備するのがおすすめです。

<賃貸の入居審査に必要なもの>

  • 住民票(自分・子供込み)
  • 身分証明書
  • 初期費用(引越し費・保証金など)
  • 印鑑

<住宅ローン審査に必要なもの>

  • 住民票(自分・子供込み)
  • 身分証明書
  • 健康保険証の写しなど
  • 印鑑
  • 過去2年の源泉徴収票
  • 過去1年分の給与明細書(正社員:勤続3年未満)
  • 雇用契約書、または在籍証明書(契約社員:勤続3年以上)
  • 過去1年分の給与明細(契約社員:勤続3年未満)
  • 雇用契約書、または在籍証明書(契約社員:勤続3年未満)

以上が会社員勤務の人が最低限必要なものになります。
所得を確認できる書類など必要なものが変わらないものもありますが自営業、経営者、親族の会社で勤務しているなど状況に応じて必要書類が変わってきます。
購入が決まれば不動産会社に確認しましょう。

無職の場合

いくら養育費がある、手当てを受給していると言っても、住宅ローンを組むには正社員であること・安定した収入があることが必要不可欠です。
現在、無職の場合は住宅購入の前に正社員として働くところからはじめましょう。

転職PICKUP No1職業などこまめにチェックしてみてくださいね。
賃貸住宅の入居審査は、場合によっては無職でも入居可能なことがあります。

  • 収入が安定している親族に契約してもらう
  • 貯金があるのなら預金審査を提案

といった方法がありますが、親族名義になると児童扶養手当など母子家庭が支給される手当てを受け取る資格がなくなってしまう可能性があります。
また、預金審査は必ずどこの賃貸物件でも行ってくれる訳ではなく、大家さん・管理会社次第なところがあるので、事前に確認しましょう。

母子家庭が住まいを確保するための7つのポイント

マンション購入、中古物件購入、賃貸住宅とシングルマザーによって住まい選びはそれぞれですよね。
しかし、母子家庭だからこその住宅選びのポイントはみんな同じ!
ここでは厳選した7つのポイントを紹介していきます。

住環境をきちんとリサーチ

つい住宅購入するにも、賃貸物件に住むにしても金銭的なことばかりに目がいきがちです。
しかしこれから住むかもしれないのですから、住環境にも重点をおかなければなりません。

  • 学校まで徒歩何分くらいかな?
  • スーパーは近い?
  • 公園は?交通量は?
  • 駅まではどのくらいかかる?

日常生活に必要なものが整っているのか確認しておくことが大切です。
と、わかってはいるもののそこまで入念にリサーチするのは忙しいママにとっては難しいでしょう。
そこで当社では、ご相談の段階で住環境情報をご提案しております。
「〇〇学校に行きたい」「人とのコミュニティがあるところがいい」などご希望をお聞かせくださいね。

信頼できる不動産屋さんに相談すること

これから生活していく大切な住まいなのですから、信頼できる不動産会社に相談することは絶対です!
家庭状況を把握し、考慮してくれる不動産会社スタッフにお願いするようにしましょう。
当社には母子家庭に特化したスタッフが在勤しておりますので、家選びだけでなく不安な点・心配な点などオールマイティーにご相談ください。

お住まいの地域の制度を利用する

住まいを確保するためにも、利用可能な地域制度があるのか確認しておくことがポイントです。
住宅地エリアによっては、母子家庭を対象とした住宅手当・自治体独自の支援制度などがあるので、お住まいの地域または、今後住む予定の区市町村のHPをチェックしましょう。

安定した収入・仕事の確保

住まいを確保する上で、家賃の支払い能力・住宅ローンの返済能力は必要不可欠です。
安定した収入・仕事の確保とは、切っても切れない関係性なのです。
また、引越し費用や初期費用など必要になるお金は山ほど…。
児童手当や児童扶養手当、生活保護などシングルマザーには頼れる国の制度がありますが、自立するためにも目標・状況に合わせた仕事選びをすることをおすすめします。

都営住宅・優遇住宅に住む

住宅購入を考えていない人は、都営住宅・優遇住宅に住むことがおすすめです。

  • 保証人がいない
  • 家賃を抑えたい
  • 敷金・礼金なしがいい

など、悩みを抱えるシングルマザーの強い味方になってくれるのです。
募集はお住まいの区市町村のHPで確認することができるので、こまめにチェックしておきましょう。
母子家庭優遇など、特別割引もあるのでお見逃しなく!

離婚する前にある程度検討しておく

離婚してから住まいのことを考えるのではなく、事前にある程度決めておきましょう。

  • どの辺りに住むのか
  • 実家に戻る可能性があるのか
  • 現在持ち家の場合、離婚後どうなるのか

など、人によってメリットも違えば選択肢も変わってくるので、早いうちから住まいについて向き合うことをおすすめします。

資産のために購入もおすすめ!

将来のためにマンション購入・住宅購入を視野に入れておきましょう。
とくに母子家庭となると、「将来的に子供に残せる資産が欲しい」と考えるもの。
そこで、分譲マンションや土地・家などを残してあげるのもおすすめです。
今すぐ購入しなくても、将来的に資産を持てるように準備しておくと良いでしょう。

シングルマザーの物件探しは当社にお任せください!

シングルマザーだからといって、持ち家を持つことを諦めなくていいのです。
条件をクリアすることで夢のマイホームを持つことができちゃいます!
しかし、「私はクリアしてるの?」「マンションと一戸建てどっちがいいの?」とまだまだわからないこともあるでしょう。
その不安そのまま当社にお任せください!
責任持ってお答えいたします!

まとめ

  • シングルマザーは賃貸派が多いが、その背景に住宅ローンが組めない不安や決めつけがある
  • 住宅ローンを組むのにシングルマザーは関係なく、『返済能力』が見られる
  • 住宅ローンの審査には、必要書類が多いので不動産会社と一緒に準備しよう
  • 母子家庭が住まいを確保するポイントは、住環境リサーチ・信頼できる不動産会社に依頼する・安定した収入の確保など
  • 資産を残すために住宅購入も視野に入れよう!
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